【日本刺繍に挑戦したい!】初心者さんのための教本や、糸・生地の購入先をご提案します

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YouTubeでは日本刺繍技法や繍い方をご紹介しております^^

日本刺繍に限ったことではないですが、習い事をするのにお教室に通うのって何となくハードル高いですよね…

わたしも日本刺繍を知った当初は、何とか独学出来ないかといろいろ調べたものでした…

でも日本刺繍って使うお道具も布や糸も独特すぎて、ちょっと難しそうということで結局お教室に通いました

わたしがお稽古に通っていたのは2015年からでしたが、昨今のご時世まだまだ習い事は難しい世の中が続いています…

そこで今回はおうちで日本刺繍を学ぶための材料の入手方法や、教本・入門書等のご紹介をしていきたいと思います!

日本刺繍に興味がある!という方、学んでみたい!という方、是非最後まで読んで頂けると嬉しいです^^

【お道具】針はネットでも購入可、てこ針は目打ちで代用!

日本刺繍に欠かせないのが、針・糸切りバサミ、てこばりです!

日本刺繍の針は短めで太さいろいろ 手打ち針がおすすめだけど機械針でもOK

日本刺繍の針はわたしたちが目にすることの多い繍い針や刺繍針より短いものが多く太さも様々で糸の太さによって使い分けます

専門の職人さんが作られている手打ち針はとても高価ですが、折れることが滅多になく、長く使い続けることができます^^


パッケージに載っているのは針の名前ですが、覚える必要はありません笑

個人的に、初めのうちは中太(ちゅうぶと)・間細(あいぼそ)・大細(おおぼそ)の3種類を揃えられるのがお勧めです^^

刺繍をしていく上で細め又は太めの針がもっとあれば作業の効率上がるな…というのが出てくると思いますので、少しずつ必要なものを揃えるのがいいかと思います

また、手打ち針は高価だからもっと手軽に始めたい…という方には機械針でも充分かと思います

機械針の場合も最初は中太・間細・大細がおすすめ( ´ ▽ ` )ノ


手打ち針と何が違うの…と思われるでしょうが、手打ち針の方が機械針に比べて生地に針を通すときよりスムーズかなと思います

職人さんが一本一本打たれた針は先端が鋭く生地への通りも良いし、誤って指に刺したときなんかめっちゃ痛い笑

基本的には手打ち針がおすすめですが、機械針から始めるのも問題ないと思いますので、それぞれのお好みで選んで頂ければと思います^^

因みにわたしは手打ち針13本と機械針4本を使っています^^

使い慣れてくると、この糸にはこの針、というような感じで糸とペアで考えるようになりました!

糸切りバサミはお手持ちのものでもOK!てこ針は目打ちで代用しよう

糸切りバサミはお手持ちのものがあればそちらを使われてもいいと思いますが、できれば先端が細く細かい作業が出来るものがおすすめです


わたしは和バサミの形が何となく苦手で、ハーダンガー刺繍用のハサミを使っています^^

無理にいろいろ揃えたりせず、お手持ちのもので充分です♩

また、糸の艶を出したり一時的に糸を避けたりするのに使うてこ針というものがあるのですが、こちらは目打ちで代用してもいいかなと思います

目打ちは100円ショップでも購入出来ますが、てこ針の代用として使用する場合はなるべく細いものがいいかと思います

目打ちは絹糸を撚る時にも使いますよ!

まずはお道具をご紹介致しました!針だけはご購入をおすすめします…!

【材料】糸はユザワヤさんで約400色!生地は正絹でネット購入?

ここからは資材(糸と生地)のご紹介です( ´ ▽ ` )ノ

糸は撚りのかかっていない絹糸 購入の際はわたしの見本帳を参考にして下さい^^

日本刺繍に使われる絹糸は釜糸とも呼ばれます

撚りがかかってなく、12本の細い絹糸の束状となっています 刺繍するモチーフに合わせて撚りをかけたり、そのままの状態で平糸として使ったりもします


全部で400色あり、ほとんどユザワヤさんのオンラインショップで販売されています

わたしは色見本帳を見ながら色選びをしているのですが、現在見本帳は販売されていないようです…

わたしの楽天ROOMに見本帳を載せておりますので、釜糸の購入を検討されている方は参考にして頂けましたら幸いです

https://room.rakuten.co.jp/room_a49a91c874/1700168926271185

(実物のお色味と同じように撮影しておりますが、光の当たりかたや端末によって差がある場合がありますので予めご了承下さい)

日本刺繍に使う布地は厚みのある正絹がおすすめ!おすすめの購入先もご紹介

日本刺繍を学ぶにあたって、最も購入のハードルが高いのが布地ではないでしょうか 普段着物を着るという方以外は、呉服屋さんに入るのも勇気が要りますよね…

日本刺繍に使う布地は、帯地のような厚みのある正絹がお勧めです!

正絹以外の素材だと、目の詰まった木綿なども良いかと思いますが、日本刺繍は正絹のヌキと呼ばれる横方向の織りの線を利用して刺繍する技法もあるため、初めての方は出来るだけ正絹を使われた方がいいかなと思います

具値的には厚みのある塩瀬や羽二重という絹の布地を使われるのがおすすめです 縮緬などの薄い生地は柔らかいため刺しにくく、また糸を重ねる技法になると布地が負けて寄れたりしてしまうので、わたしは避けたい布地ではあります…

わたしはこちらの羽二重をよく使用しています^^

白の他に、えんじ・濃紺・ピンク・黒などのお色があります 50cmからという少量での購入が可能ですので、お気軽にお試し頂けるのではないでしょうか

布地自体は厚くハリがあり、ヌキも見やすいのでとても刺繍しやすいのでおすすめなのですが、裁断すると糸がパラパラと解けやすい為注意が必要です(わたしはほつれ止めを塗ってから裁断するようにしています)

また、こちらの駒塩瀬という生地もおすすめです

五泉織物 駒塩瀬帯 白生地 :komasiozeobi:京都小田織物 白生地屋 - 通販 - Yahoo!ショッピング
新潟県五泉市で織られた駒塩瀬帯地です。染め名古屋帯素材として広く使われております。巾  9寸2分(35cm弱)長さ 1丈3尺3寸(5m)以上絹100%

こちらは一反(約5m)の購入になりますので、上記でご紹介した羽二重より50cmあたりのお値段は少しお安いですし、裁断しても解けにくく弾力があり刺繍もしやすいです^^

たくさん練習したい!という方にはおすすめですし、お仲間とシェアされるのもいいかもしれませんね^^

【編集後記】日本刺繍、もっと身近になればいいなあ…

今回は日本刺繍をおうちで学ぶためのお道具や資材の購入方法、入門書や教本をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか

わたし自身も、地方に住んでいるため作品作りに必要なもの殆どをオンラインで購入しています

日本刺繍はお道具や刺繍の仕方も独特なため、これから始めるという方にはきちんとした先生について習得されるのをおすすめしたいのですが、教室も少なく、ご時世においても難しいという方も多いでしょう

今後とも日本刺繍おうちで学ぼうという方にとって有意義な情報を発信していきたいと思っておりますので、少しでも参考にして頂けることがありましたら幸いです

より多くの方に日本刺繍を知って頂き、素晴らしい伝統文化が後世に伝わればいいなと思っております

最後までお読み頂きありがとうございました𓂃 𓈒𓏸❁⃘

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